リファイニング建築

清瀬けやきホール

リファイニング建築

増築

動画あり

既存建物竣工年
1976年
リファイニング竣工年
2010年10月
延床面積
3,972.81㎡
用途
文化
構造規模
鉄筋コンクリート造一部鉄骨造 地下1階 地上4階 塔屋1階
所在地
東京都清瀬市元町1-6-6
既存建物資料の有無
確認済証:あり 検査済証:あり 既存図面:なし 既存構造計算書:なし

内外装を一新、街の新しい顔としての文化ホールの再生

清瀬市は、武蔵野の面影が残る東京の郊外都市で、駅前から続くケヤキロードには、芸術作品が並ぶ文化的な雰囲気が漂うまちである。既存は、1976年に市民の文化活動の拠点として建設された。市内で唯一プレセニアムアーチ形式の舞台を有し、さまざまな活動の場を提供してきたが、築35年を経過して、その役割を十分に果たせなくなってきていた。
市では、移転が検討されたが、好立地であること、長く市民に親しまれた場所であることなどから、現地建て替え案が検討された。しかし、都市計画法の変更により、建て替えではホールは建設不可になったため、機能の更新、老朽化対策、耐震性の向上を含む再生建築の案が決定され、設計コンペの結果、リファイニング建築が採択された。

医療の街であることから「未来・DNA」をモチーフにR形状の外観を宙に浮かせて、まちの象徴とした。R形状の内側は、2階ホールホワイエへの階段室・ラウンジで、内装は柔らかい木目仕上げとした。舞台ホール内部は、階段状客席と3階バルコニー席を増築し、客席数508席に増設し、客席と舞台との一体感のある音響環境、視聴環境に優れたホールに生まれ変わった。
このリファイニング計画が、老朽化、耐製性の不安、機能性の低下という問題を抱えた市民ホールの再生手法として、一石を投じる良い一例となると考えている。

新規外観 夜景

新規外観

新規外観

新規共用ロビー

新規2階ホワイエへ至る階段室の入り口

新規2階ホワイエへ至る階段室

新規2階から階段室を見下ろす

新規ホール客席

新規子育て支援室