「三井不動産レッツ資産活用部 + 三井不動産レジデンシャルリース + 青木茂建築工房」 第2号案件
初秋の候、皆様におかれましては益々ご健勝のこととお慶び申し上げます。
□「林マンション リファイニング工事」解体現場見学会 のご案内
来る10月16日(月)に、東京都大田区北馬込1-17-6にて「林マンション リファイニング工事」
(設計監理:青木茂建築工房、総合企画:三井不動産レッツ資産活用部、商品企画・サブリース:三井不動産レジデンシャルリース)の解体見学会を開催します。業務提携している三井不動産との第2号案件となります。
本計画は昭和41年に新築された「検査済証のない共同住宅兼店舗」を耐震補強と同時に「大規模の修繕」で検査済証を取得するリファイニング計画です。
オーナーは当建物が耐震性の問題、老朽化が進行していることから、三井不動産、青木茂建築工房と総合的に検討を行い、建替えた場合、現行法の日影規制・ 高度地区の高さ制限・容積率制限等(既存不適格箇所)により、既存建物のボリュームが確保できないことを踏まえ、最終的には既存建物のボリュームが維持でき、コスト削減・相続対策・環境負荷低減などにつながるリファイニング建築手法を選択されました。
行政対応について検査済証がないことから、平成26年7月国土 交通省から公表された「検査済証のない建築物に係る指定確認検査機関を活用した建築基準法適合状況調査のためのガイドライン」、及び大田区建築指導課 の指導を基に「建築基準法第12条5項の規定に基づく既存建築物調査結果報告書(法適合状況調査報告書及び既存不適格調書等)」を提出しました。既存EVは当初確認申請図書には記載がなく、完了検査までに現行法に適合するよう是正する前提(既存EVシャフト拡幅を伴う)で確認申請の提出が承認されました。さらに、 建築基準法による確認申請では既存屋内避難階段(既存不適格)を屋外避難階段(避難規定は既存不適格対象外)に是正する必要があったため、最終的には耐震促進法による認定に伴う確認申請提出を行い、確認済証を取得しています。
構造補強について既存フレーム内に耐震補強壁を新設(地下1階;柱鉄板巻き及び 柱増打ち補強)、塔屋の解体、廊下側壁の乾式化等による軽量化により、耐震指標Is値を0.6以上確保することで耐震評定を取得しています。
計画について既存3 つのフレーム(スパン)内に各階4住戸(界壁:CB)だった既存計画を、フレーム内に新規耐震補強壁を設け、各階3住戸に変更(現ニーズに合う間取り、住戸面積 確保)、1階を店舗から長屋へ(用途変更対象外)変更している。
なお、特定緊急輸送道路沿いの耐震助成金、長期優良住宅リフォーム事業(提案型;中性化対策として亜硝酸リチウム圧入工法を建築で初めて採用・実施)の交付が予定されています。
2018年3月末日には建物全体にて検査済証を取得する予定で、三井不動産レジデンシャルリースがサブリースする予定です。
※当日は中性化対策としての亜硝酸リチウム圧入工法の見学が可能です。
是非ご参加下さい。
「林マンション リファイニング工事」解体見学会詳細
※詳細は添付のリーフレットを御覧ください。
日 時 / 2017年 10月 16日 (月)
午前の部 / 10:30〜11:30(受付 10:00)
午後の部 / 13:30〜14:30(受付 13:00)
※応募者多数の場合は、先着順で定員になり次第締め切らせて頂きますので、
何卒ご了承ください。
場 所 / 東京都大田区北馬込1ー17ー6
交 通 / 東急大井町線、東急池上線「旗の台駅南口」より徒歩10分
都営浅草線「馬込駅出口A1」より徒歩10分
担 当 / 青木 李
ご見学にはお申込みが必要です。
ご氏名、ご所属、ご人数およびご連絡先をご明記の上、本メールに返信、もしくは
添付のリーフレットにてお申込み下さい。回答期日は10月11日(水)です。
※受入人数の関係上、必ずしも見学時間のご希望に添えない可能性がございます。
予めご了承下さい。
□注意事項
※受付を敷地入口にて行いますので、名刺または本紙をご準備下さい。
※近隣のみなさまにご配慮いただきますようご協力をお願いいたします。
※会場に駐車場はございませんので公共交通機関などをご利用ください。
※ハイヒールやサンダルなどは避け,動きやすい服装でお越し下さい。
※見学時間中は工事作業を行いませんが,安全には十分お気をつけ下さい。
※立入禁止区域には立ち入らないことや,開口部から手や顔を出さないなどの
※ご協力をお願いいします。
※計画地内、および近隣で発生した事故や盗難等の一切につきまして、
当見学会主催関係者は責任を負いかねますのでご了承下さい。
以上