<第24回 R&R 建築再生展2019>
学生 建築ストック再生コンテスト受賞作品のお知らせ
コンクール公式サイト http://www.refo.co.jp/archi-stock/
*2019年募集は終了いたしました
*受賞作品決定のお知らせ
2019年6月13日 建築再生展において一次審査通過作品10点のプレゼンテーションを行い、審査の結果受賞作品が決定いたしました。(敬称略)
【最優秀賞】
『まちの循環器 ものづくりを中心とした街と大学の関わり』
《千葉大学大学院融合理工学府創世工学専攻 建築学コース 上野研究室》
共同制作者 山本隆太
○建築再生展(2019年6月11日(火)〜13日(木))にて
審査の上、最優秀1点、優秀2点、佳作3点を選考し発表をします。
「GATECTURE』 代表者 坂本崚
《横浜国立大学イノベーション学府 建築都市文化専攻建築都市デザイン YGSA》
『まちの循環器 ものづくりを中心とした街と大学の関わり』 代表者 大杉亮介
《千葉大学大学院融合理工学府創世工学専攻 建築学コース 上野研究室》
■建築ストック再生
近年、日本では建築ストックの活用が叫ばれ、建築再生の時代へと移行しつつあります。学生の卒業設計においても既存建築ストック活用の提案が多く、本格的な建築再生は間近です。そこで今回、建築再生展において学生による建築再生のコンペを行います。
建築再生は、新築を主としてきた設計の教育において、さらにこれからの日本を背負う学生にとって避けて通れない重要な課題です。若い学生の諸君に建築再生に関する考え方及び思想などを発表してもらう機会としたいと考えます。
《主催》 株式会社
青木茂建築工房 <リファイニング建築>
《後援》 株式会社
テツアドー出版
1.課題
日本は、少子高齢化によって人口は減少へと向かおうとしています。情報技術の高度化、働き方改革などもあいまって、社会の合理化がさらに求められるようになるのではないかと言われています。そうしたなか、資源としての建築ストックは、新たな社会的要請に応えるべく、活用される契機を待っています。
こうした状況は、大学キャンパスについても同様です。次なる時代の新しい学びの形態に対応すべく、教室や研究室の新たなかたちが求められています。また、大学の活力を周辺地域に還元することも課題となっています。そこでこのコンテストでは、大学の建物を対象として、既存建築の再生だからこそ可能となる、新しい大学と街のあり方を示すアイデアを募集します。 ・対象建物1棟を課題から選択し提案するものとします。
・対象建物1棟を応募者が自由に選択し提案するものとします。
・対象建物は国内の大学構内および周辺にある1000m2以上の建物とします。
(オーナーの許可が必要な場合等、応募者毎に対応して下さい。)
・大学と建物の位置関係を明記。(配置図等)
・周辺状況。(立地等の項目、写真等)
・この建物再生によってどのような地域的な効果があるかを表現。
なお、具体的な対象や表現方法については、規定の範囲内で応募者の自由裁量とします。
2.評価基準
審査は次の点を重視し、審査委員の合議の上、総合的に審査します。
○独創性・提案性があること。
○環境性能・CO2削減・長寿命化・安全性・耐震性・経済性を統合する、
サステイナビリティ(持続可能性)を考慮した手法が示されていること。
○各空間の造形要素(形、色彩、素材等)が総合的に美しく魅力的に表現されていること。
○快適性、機能性、コスト・メンテナンス等が十分考慮されていること。
○建築や街を再生する起点となるような提案。
3.応募資格
・2019年4月時点で、大学院、大学、短期大学、高等専門学校、高等学校、専修学校、各種学校などの教育機関に在籍し、建築を学んでいる学生。グループ・個人を問いません。グループでの応募の場合は、全員が学生であることが対象になりますが、研究室やゼミとして応募することは可能です。
・図面、模型によるプレゼンテーションによる発表会
(6月13日東京ビッグサイト青海展示棟Bホール)に応募者の1名以上が参加できること。
4.質問について
・課題に関する質疑応答は致しません。要項の規定以外の問題は応募者の自由と致します。
5.提出物 第1次 (4月25日までに下記郵送先に必着のこと)
◇A3用紙(横位置、片面使用、但しパネルは不可)4枚以内に以下の内容をレイアウトしたもの。
1提案対象の施工前の状態の把握できる写真または図面等(模型写真も可)
・既存建物のデータ
2提案対象の施工後の状態が把握できる図面または完成予想図等(模型写真も可)
・完成後の周辺への影響
・完成後の機能とイメージ
・完成のパース内外1点
3設計意図を表現する説明図
・耐震方法明記
4対象建物の概要と設計意図を表現する説明文(400字以内)
◇図面データをpdf形式で収めたCD-RもしくはUSBメモリ。
(特定機種限定のフォーマットは避けること)
◇応募用紙
※応募用紙について
特定の書式は不要です。上記の応募者の連絡先等の項目が明記されていれば結構です。
○応募用紙に応募作品のタイトル(ふりがな)、
1枚目:代表者、連絡先
2枚目:概要・コンセプト
代表者の (郵便番号、住所(ふりがな)、氏名(ふりがな)、年齢、所属(ふりがな)、職業、電話番号、E-mailアドレス、緊急連絡先(携帯電話など)、応募者が複数の場合は以上の項目の後に、(代表者を除く)全員の 氏名(ふりがな)、年齢、所属(ふりがな)、をそれぞれ明記して作品を郵送の際に同封して下さい。また、応募作品のタイトル、代表者の氏名、作品の並べ順の番号(並べ順のある場合)を書いたものを、作品の全用紙の裏側に貼り付けて提出して下さい。)
◇以上3点をコンテスト事務局<下記>まで郵送して下さい。
※作品A3用紙の規定枚数を超えるもの、上記以外のものは受け付けません。
※作品の表側に本人を特定できる事柄を表示しないこと(学校名・氏名など)
6.提出物 第2次
1次通過者には一次審査終了後、連絡を致しますので、模型製作をお願いします。
◇模型製作について
・提出物既存建物の模型(A3)
・耐震の模型(A3)
・完成の模型(A3)パネルA1(A1のパネルに3つの模型を配置)
以上4点
7.作品搬入(とプレゼンテーション)
・1次通過の10グループに作品・展示用模型を製作していただきます。
・模型は会期中会場内に展示いたします。
1次通過の10グループには模型材料費一律8万円を後日別途支給いたします。
○搬入
・2019年6月10日(月)東京ビッグサイト青海展示棟 搬入 <後日担当者にご案内>
○プレゼンテーション
・建築再生展(2019年6月11日(火)〜13日(木))最終日(6月13日(木))
12:30(予定)から特設模型展示ブースにて(1グループ10分間(予定)の)
プレゼンテーションをして頂き、
審査の上、最優秀1点、優秀2点、佳作3点を選考し発表をします。
・また、審査の結果、講評は月刊リフォームの展示会報告に結果を掲載します。
8.審査員
○審査員長 青木 茂 建築家、青木茂建築工房代表
○審査員 難波 和彦 建築家、東京大学名誉教授
門脇 耕三 建築家、明治大学専任講師
藤村 龍至 建築家、東京芸術大学准教授
永山 祐子 建築家、永山祐子建築設計室代表
9.表彰
■最優秀賞:1点 副賞(30万円)
■優秀賞 :2点 副賞(10万円)
■佳作 :3点 副賞(5万円)
10.結果発表
○建築再生展(2019年6月11日(火)〜13日(木))最終日(6月13日(木))に
特設模型展示場にてプレゼンテーションをして頂き、審査の上、
最優秀1点、優秀2点、佳作3点を選考し発表を行います。
また、月刊リフォーム(8月号前後)の展示会報告に結果を掲載します。
11.その他
○入賞作品の著作権は応募者に帰属しますが、その発表に関する権利は主催者が保有するものとします。
○入賞者名は個人名(複数名含む)を発表することとします。
○応募作品の返却はいたしませんので、必要な場合はあらかじめ複製しておいて下さい。
■1次審査の作品の郵送先 <締め切り4月25日までに必着>
〒150-0012 東京都渋谷区広尾5-9-9-201
青木茂建築工房
「R&R 建築再生展2019 学生 建築ストック再生コンテスト」係
TEL.03-5789-0488
※コンテストの本体の1次審査、2次審査等の運営・進行は青木茂建築工房で行います。